ゴーマーさんとわたし
皆さん、初めまして。さなぎと申します。
普段はTwitter(@sanasana_gogo)にて、カントリーベアージャンボリーの仲間たちの擬人化イラストをひっそりと投稿しております。
まさか私がカンベアドベントに参加する日が来るなんて…。私がここまでカンベアにのめり込んだのは、この企画で皆さんが今までに書いた記事や、イラスト等のおかげだと言っても過言ではないので、参加出来る喜びを噛み締めております。お誘い頂き、本当にありがとうございます!
今年のカンベアドベントも、いよいよ11日目に突入しましたね。ここまでかなりレベルの高い作品が続いており、知識の浅い私に何が書けるのか……と日々考えていましたが、「ここはもう推しへの愛をぶつけるしかないだろう!!」と言う結論に至り、我が道を行こうと決意致しました。どうかお付き合いください。
さて、元々色んな界隈に手を出している根っからのオタクである私。
某大手男性アイドル事務所のタレントから、子供向けアニメ作品まで、幅広い分野に「推し」を見出しては一方的に愛でることが楽しくて楽しくて仕方の無い毎日。
そんな私の「推し」の共通点、
それは
『寡黙・ギャップ・誠実』の3点セット。
①寡黙
口数の少ない人がこれでもかという程に好み。集団の中でほとんど自ら言葉を発することがなく、たまに口を開いたかと思えばその発言が「キーワード」や「オチ」になることが多い。話さないから、と言って決してやる気が無いという訳ではなく「言葉を発しないこと」が彼の最大の魅力であり、重要な役割となっているタイプ。
寡黙であることにプラスして、「表情の変化が少ない」人にも落ちやすい。常に仏頂面だったり、眉間に皺を寄せていたり……。口を開けたままボーッとしていたり、どこか一点を見つめていたり……。彼のことを何も知らない人達からすると少し「怖く」見えてしまったり「恐れられて」しまったりするようなタイプ…。
そんな彼が感情をむき出しにして涙を流したり、声を震わせて怒りを表現したり、目を細めて笑ったりするところに弱い。普段感情を表に出さない人が、どん!と感情を示した姿に心を奪われやすい。これは②「ギャップ」にも繋がる部分がありますね。
②ギャップ
二面性を持つ人にこれでもかというほどに弱い。「頭体が大きくて強そうだけど、実は小さいお花や動物がだいすき」「常に仏頂面で無口だけど、実はお菓子作りが大の得意」「仕事中は気品あるしなやかな立ち振る舞いだけど、プライベートではおっちょこちょいでちょっぴり頭が弱い」…。これは私の歴代推したちが持つギャップと呼べる部分のほんの一部。
「○○だけど実は○○」は「萌え」の代名詞。
私の知らないもう1つの彼の顔を知った時、底なし沼の入口が開いてしまうのです。
③誠実
何事も手を抜かずストイックにこなし、仲間思いで温かい人にこれでもかというほどに弱い。
毎日コツコツと続けるルーティンを持っている、自分の身を削ってまで後輩の援助に全力を尽くす、自分自身の魅せ方をとことん追究し努力を惜しまない…。私の歴代推したちは、なんて出来た人達なんだろう…と頭が下がる毎日。私の推したちはただ魅力的なだけでなく、その誠実さを噛み締めることで、「生き方のヒント」を得られる存在でもあるのです。
友人に「これは絶対さなぎが好きなタイプだよ」とすぐに当てられてしまう程には好みが分かりやすい私。カンベア好きの皆さんには、もうこの3つの特徴を上げただけで、思い浮かぶクマさんがいるのではないでしょうか?
はい、そうです。私の推しクマはゴーマーさんです。
最初は、「黙ってピアノを引いてる姿カッコイイな……」と見惚れているだけだったのですが、彼のことを知れば知るうちに私の中で彼の存在が大きくなっていることに気がつきました。ありがたいことに、過去のカンベアドベントにてゴーマーさんを扱った記事があったおかげで、私は1匹の「推しクマ」を見つけることができました。
開演から最後まで一言も言葉を発さずに、黙々と美しいピアノの音色を奏で続ける姿。その音色を完成させるために、一体どれほどの時間が掛かったのでしょう。元々才能を持ち合わせていたとしても、その才能を磨く人と持ち腐れにする人とでは、人生の歩み方に大きな違いがあると思います。あの演奏の完成度は彼がいかに「努力」をするために「時間」を費やしたかを表しているのです。
そして、ピアノの上に置かれる大好きな蜂蜜。夏・冬とちょっぴり派手な衣装で登場する姿。体が大きくて物静かな彼にも、おちゃめで可愛らしい部分があるのだな…と私は愛しくなって堪りません。ロビーに飾られるポートフォリオには、普段見ることの出来ない彼の表情が詰めに詰め込まれています。その一つ一つを眺める度に、私の知らない彼の一面を知って、また胸がときめく。
限りある人生の中で奇跡的に巡り会えたかけがえのない推し。その1人にゴーマーさんの名前が刻まれたこと、私は嬉しくて嬉しくてたまらない。少ない情報と供給の中で、どれだけ彼のことを知れるのか。どれだけ彼の魅力をより多くの人に知ってもらうことができるのか。
これからも私はゴーマーさんを推す。
一生ゴーマーさんのぬいば発売を待っている。